2014年07月17日

タイガースの怪

NHKのBSでザ・タイガースの東京ドームコンサートを見た。GSの筆頭バンドとして有名なので、「君だけに愛を」などのヒット曲はもちろん知ってる。どちらかと言うと沢田研二のソロワークは幼稚園〜小学生あたりにリアルタイムでベストテンなどで見た記憶があるので、自分にとってはジュリーのソロの方がが身近な存在だ。(この前のライブで「勝手にしやがれ」をカバーした)

再結成ライブでドームを満員にする凄さ
自分にとっては沢田研二ソロ>タイガースという固定観念があったせいか、何故東京ドームが満員?ぐらいに思っていたのだが、私の勉強不足でございました。当時リアルタイムのファンの方々にとっては、正真正銘のロックンロールバンドだった。

当時のグループサウンズバンドはUK, USもののカバーと歌謡曲寄りの曲を演奏するスタイルが多い。箱バン時代にキャバレーや米軍基地でカバー曲を死ぬほど演奏して、下地を作っていった。芸能界デビューと同時に歌謡曲もやらねばならなかったのか?と想像してしまう。多分そうでしょう。バンドの多くがカバーしていた、ストーンズなりビートルズに近いロックだけをやりたいと思っていたはず。でも、当時の音楽シーンはそれを受け入れる土壌がなかった。

それから40年後の再結成ライブも二部構成で、前半がカバー曲、後半がオリジナル曲の構成。第1部はカバー曲でストーンズのサティスファクションやUnder My Thumb や岸部四郎が歌うイエスタディなど(色々な意味で感慨深いシーンであった)。第2部はオリジナル曲で「君だけに愛を」、「花の首飾り」など往年のヒットナンバー。

今のJ-POPやロックはオリジナル中心でライブやるのが当たり前。たまに10年前くらいのヒット曲カバーしたりしている、アーティスト、バンドは結構見かけるけど邦楽のカバーが圧倒的に多い。カラオケ的なカバーだ。GSバンドの洋楽カバーって今のDJの役割に近いじゃないのかな?タイガースやゴールデン・カップスのカバーでストーンズやクリームのを知った人当時は沢山いたんじゃないだろうか?

偽装なしのバンドサウンド
バンドってデビューした後も模索して、変化して色々なスタイルを取り入れるものだ。ビートルズしかり、クイーンしかり。その過程でオーケストラやホーンセクションなど入れて、ライブなど大所帯になることも。まあ、好き嫌いの問題であるが、自分にとっては「サポートメンバー」ってのが厄介だ。バンドメンバーだけだと演奏技術的に不安で、ドーピング的にサポートを入れる。また壮大なバラードに仕立てる為のストリングスは小生がもっと厄介と感じる「サポートメンバー」の投入方法。

今回のタイガースは、サポートメンバー一切無く、オリジナルメンバー全員の演奏のみ。

これが一番良いと思った。4人の演奏がハッキリ聞こえる。ギミック無し。オーバーな演出もなく淡々と演奏している。演出らしい部分はシーサイド・バウンスの時代を感じるダンスらしきものと、ジュリーがドラム叩いたぐらいのもの。ロック・バンドの音がそこにあった。

サリーのベースが個人的にはベストだった。ジュリー、歌は最高だが。。。もうちょっとスリムになってステージにあがって欲しかった。。

なんと!このライブDVDになっているのだ。
THE TIGERS 2013 LIVE in TOKYO DOME [DVD] -
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結構いいお値段、さすが団塊マーケティング。
posted by kurarock at 00:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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